「Vocaloid作品」としてのバランスとか


個人的にVocaloidを使った楽曲について思うのは、
楽曲が素晴らしいことと、Vocaloid作品として素晴らしいこととは違う、でしょうか。
簡単に言えば、Vocaloidが合う曲と合わない曲とがあるんじゃないかなーと僕は感じるって事ですね。
素晴らしい旋律や打ち込みの作品というのはたくさんあるんですけど、
ボーカルの選択としてVocaloidで無くて良いんじゃない?というものもたくさんあります。
楽曲の制作に力が入っていてVocaloidが仮歌のように聞こえてしまったりね。
もちろん「Vocaloidも好きだけど今回は旋律に力入れた」というのもあると思いますし、
一時期論争になってたような形態、Vocaloidが仮歌だったり、
「歌ってみた」で作品として完成するのであっても動画としては全然構わないと僕は思います。
ただごく個人的な感覚としては、そういう動画は「Vocaloidを使った良音楽動画」ではあっても、
「Vocaloid作品」としてはあんまり琴線に触れてこないなぁと思ったりもするわけです。
やっぱり「Vocaloid作品」においてはVocaloidはやっぱりメインボーカルであり楽器なわけなので、
全体とのバランスが重要だと思うのですよ。うん。